少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

守備は絶対評価バッティングは相対評価

守備を重視するチームとバッティングを重視するチームがあります。どちらが良いということではありませんがその特色について述べます。

守備は絶対的なものバッティングは相対的なものと言えます。守備で身につけた技術は相手チームによってもあまり影響は受けません、多少の打球スピードの差はあれど転がってくるボールを捕って投げると言う動作は技術をどれだけ習得したかによってその価値が決まります。

しかしバッティングに関しては相対的であると考えられます。学童期においては投手も1年で大幅に成長します。敵対する投手に対して同じ成長スピードでないといずれ打てなくなります。

学童野球は1年の発育による差が最も出ます。勝利を意識するのであれば5年生後半からの最期のシーズンはバッティング練習を重視して発育による相手チームの投手成長よりも早いスピードでバッティング技術を上達させなくてはなりません。バッティングの練習比率の向上と練習試合におけるバッティングの重要性を上げていかなくてはならないと考えられます。そうすることにより球速への対応や緩急への対応コーナーワークへの対応ができ打率向上となり得点力アップにつながり勝利に向けての確率も上がると考えられます。