少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

上手くなりたいと思う動機付けについて

野球選手は上手くなりたいと思い努力を続けます。しかし小学校のうちは上手くなること自体あまり理解せず上達に必要な動機付けが上手くできないことがあります。 そうするとただ漠然と練習をこなすこととなり夏休みのラジオ体操の様に参加することが目的とな…

技術指導の伝え方

個別技術指導における伝えかたによって理解度も変わります。理解度が変わると言うことは上達スピードも変わると言うことです。小学校では1年生から6年生まで年度分けされており、いつまでに何を教えなくてはならないかをある程度決められています。学年が下…

キャッチボールの重要性

野球の練習の始めに行うキャッチボールですが、さてどの様に取り組んでいるのでしょうか?ウォーミングアップのひとつと捉えている方、肩を温めるためと思っている方どちらも認識がずれています。 ボールを捕って投げるだけですが、試合中の守備は全てボール…

バッティング指導の実例

先日息子の小学3年の動画を懐かしく見ていました。今見ると思わず笑ってしまう程です。簡単に言うとただ降っていると言う状態です。当時はまだ技術的な指導はしておらず思い切って振るようにと言うレベルです。ではそこから実際どのように指導したかと言う足…

全習法と分習法の使い分け

練習の方法に全習法と分習法の2通りあります。これを使い分けることで練習効果が高まります。動きを分解して教える方法が分習法で一連の動きをまとめて教える方法は全習法と言います。投手の投球を例えに説明してみます。 腕の振りを分解しながら教える方法…

子供が野球動作を理解するツール

運動における動作分析する方法の事をバイオメカニクスと言います。ある一定の基準で動画を撮影してどの様な動作がどの様なパフォーマンスに生かされるかを見つける学問です。特殊な機材がなければそもそも難しいと思われて来ましたが、現在においてはスマホ…

技術を1回で教えるのはひとつが原則

自分の息子を見ると小学校の間はたくさん欠点が見えます。なので見えたことを全部言いたくなります。それが試合で負けたとするとなおのこと言いたくなります。 感情に任せ言いたいことを言うことは必ずしもプラスには働きません。 なぜならばたくさんの技術…

野球の技術は積木と同じ

満足なプレーができるようになるためには、たくさんの技術を覚えなくてはなりません。例えば満足するためには100個の技術を覚えなくてはならないと仮定した場合にどのタイミングでその技術を積み上げるのか学年別で考えてください。2、3年生では野球を楽しむ…

野球の怪我に対する考え方

スポーツには怪我がつきものですが、できる限り怪我は避けたいものです。野球における怪我の多くは投げる競技だからこそ起きる肩、肘の傷害が多く、それ以外にも腰や捻挫 股関節なども怪我しやすい箇所と言えます。 ボールが当たるなどの外傷以外の怪我が起…