少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

教え過ぎ教えなさ過ぎ

我が家には二人の息子がいます。長男は中学1年生次男は小学3年生です。どちらにも気をつけていることですが、教え過ぎないことです。小学生時期それも4年生くらいまでは楽しいを優先させたいと家庭では思っています。チーム指導者の方針にはもちろん従いますし人によって指導方法は異なりますが、預けた指導者に委ねるしかありませんから。ただしその根本は家庭での親と子のつながりがベースになります。

そのベースをどの様に育てるか?まずは楽しいを先に感じさせます。ただし時として放置と勘違いする場合がありますが、教えなさ過ぎもダメです。怪我の温床につながる投げ方を最優先に教えます。それが出来ればあとは何でもいいです。次に思いっきりバットを振ること、その後キャッチの仕方、キャッチからのスローイング、など徐々に教えていきます。息子が必要とすれば覚えていくものです。

長男がいることでいずれにせよ指導の比率は長男が高くなり次男は教えてもらわないことにストレスを感じます。そうなればしめたもの、教えたことの吸収は早くなります。

当然同じ親から同じことを教わるので兄を見て弟は学びます。兄がやる気を持ち野球に取り組む姿が弟にとってのベースとなり父親から教わる価値も上がってくるものです。

兄弟に共通するものは最初は楽しいから導入させたことです。弟にはまだ投球時の肘の位置くらいしか言っていません。

教え過ぎると防衛本能から聞かなくなります。教えなさ過ぎは技術の上達の速度が異様に遅くなります。

教え過ぎず、教えなさ過ぎず、このちょうど良い加減が重要なのです。