少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

学童野球の目的

学童野球で頑張る子供達を抱えるチームは日本全国で12000チームあります。規模でいえばとても多い団体だと思います。

そのチームで何を大切にするのかその目的が重要に思います。プロの指導者が教えるクラブ、父親達が教える部活の延長上にあるクラブ、ベテラン指導者が中心となり教えるクラブ、様々な形態が存在します。

どのクラブに入れようとも、重要なことはあまり大差は無いように感じています。その目的は社会性を学び自立する礎を学ぶ場所であること、中学なり野球を続ける準備をすることこの二つに集約されるように考えています。まず社会性という面ですが様々な指導者と仲間に囲まれながら練習、試合に臨みます。レギュラーで出れる出れない、指導者が厳しい優しいなど親としては見るも苦しいことが起きます。しかし社会は機会均等であれども平等ではありません、全てが合理的でもありません理不尽なこともたくさんあります。それを家庭とは違う場で味わえることは教育的観点からも有効に感じます。

中学生になり野球を続ける準備とはやはり体を痛めない基礎基本な投げ方、打ち方を習得することまた技術というベースの部分は習得したいところです。それはやはりスポーツなので自分の目的を達成させる術の一つだからです。

ここ二つベースを学び卒団していくことが大切だと感じています。

子供親の生き写しですし、自分が熱中したスポーツに取り組んでくれるし子供が痛いと親も痛いだから守ろうとする、でもそれも間違っているように思います。

親としては降り掛かった困難を息子が乗り切るためにどうバックアップできるかここがポイントです。子供が悩みそこにそっと手助けするような関係が自らの困難を乗り越える習慣につながります。

そして一番重要なのは怪我をしないことこれは子供でな指導者の責任です、教える側は少しの無理ならいいですがどうしたら怪我をするかそれも使い過ぎによる故障が一番の問題です。まだ先は長いです、どう先に届けるか、これを家庭、指導者は考えなくてはなりません。