少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

野球の怪我に対する考え方

スポーツには怪我がつきものですが、できる限り怪我は避けたいものです。野球における怪我の多くは投げる競技だからこそ起きる肩、肘の傷害が多く、それ以外にも腰や捻挫 股関節なども怪我しやすい箇所と言えます。

ボールが当たるなどの外傷以外の怪我が起きる要因のひとつは体の正しい動きでない動作を繰り返すことで起きる炎症、もうひとつは正しい動作でもオーバーワークいわゆる使い過ぎによるものが大半です、では何に気をつけるべきかと言いますとひとつは正しい動きを習得することです。この正しい動きとは人間の骨格や筋肉や腱という体の動きによる動きです。

もうひとつは野球では駆使されるが筋肉自体が小さい肩 肘に気をつけなければなりません。日々の練習の流れですがまずキャッチボールから始まり、ボール回しやラウンダウンプレーなど守備的な練習これにノックなど加えると投手でなくても相当投げていることがわかります。投手では年齢別で1日の投球数の目安などを出している書籍やサイトなどもありますが、それだけではありません、おおよそどの練習をどれくらい時間やると何球投げるかは把握したいものです。これを理解して目安を作り、投げる練習と投げない練習を組み合わせることが重要です。午前中守備練習を行ったら午後はバッティング練習や走塁練習やフィジカルトレーニングなど組み合わせ負担が一箇所に集まらない工夫は必要です。春から夏なると日照時間長くなるので一層工夫が必要です。

長男は1年間で2度肩を痛めました。それを反省した時に上記のことを思い返します。

ただでさえ成長期である小学生では細心の注意が必要です。

また右投げ右打ちは投げる時も打つ時も時計の逆回転の動きを繰り返します。

右投げ左打ちの場合は投げる時は時計の逆回転ですが打つ時は時計の回転で体を回旋させます。同じ向きを繰り返す場合は同じく無理は禁物です。腰や体の痛みにつながりやすくなります。

体は適正な負荷をかけると適正な成長を果たします。怪我をすると階段の踊り場のように成長スピードが鈍ります。

練習後のケアも大切ですがそれよりも練習そのものを見直す必要がありますね。