少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

vol.1 技術練習

練習のベースはチームの指導者が行いますが、そのフォローアップをどう自宅で行うかということですが、以前にも触れました忘却曲線なる記憶の曲線ですが1週間振り返らないとほぼ忘れるというものです。技術種目である野球はいかに復習するかによって習熟度が一気に上がるというものです。

練習の中で学んだ技術をまずヒヤリングしその理解度を確認します。一部忘れていれば思い出させます。しかし覚えているだけではできません、習熟度合いを掌握しながら出来るようにしていくということです。投げる動作であれば足が着地する位置や腕を振るタイミングなどポイントを確かめながら実施していきます。

稀に指導者と全く違うことを上塗りして教える父兄もいます。練習効果的にはあまりお勧めできません、なぜならば教える度に違う情報がアップデートされ混乱を招き逆に習熟が遅れます。子供の悩みの一つです。野球は中学、高校とチームが変わり方針や指導内容も異なり適応能力は必要ですがそれとこれとは違います。何も教えない指導者の元であればお父さんが独自に教えていくことも必要ですが同じ指導項目で違うことを教えるのは少し控えましょう。成長した時にいずれやってきます。技術の取捨選択ができるようになる時が、それまでは足踏みさせるのでなくどんどん積み上げていくことです。

自宅では復習を心がけ忘却させず習熟度のスピードアップを図ることを念頭に置きましょう。