少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

親としての声のかけ方

子供に野球させる親は誰もが活躍してもらいたいと思います。また元野球部など親が経験者の場合とかく気になるものです。

頑張ろうとする息子、サボろうとする息子、あまり頑張ろうとしない息子色々いると思います。熱心な親は頑張ろうとする息子を期待します。しかしあまりのプレッシャーは逆に期待を裏切ります。子は親によく似ています。自分が言われて嫌なことも言っているかもしれません。ではどの様な関係がいいのか、それはいつも自然であること自然とは気づいたら側にいるということ困った時だけ側にいる状態です。子の負担にならずいつも見守りイライラ感情をぶつけず困っていると判断した時に声をかける状態がいい関係です。

その時には過去にも触れていますが、客観的に問題課題を理解しておくことです。子供に取って親のアドバイスは必要な時以外はあまり必要としていません、ただでさえチームの指導者から様々指導されているのですから。

困った時に心に染みるアドバイスができるかと言うことです、その関係が子供のやる気を掻き立てます。温かく見守られている安心感が困難に立ち向かう勇気を与えます。また出来たことをしっかり褒めるのです。

イライラを抑えて適時アドバイスできるようになるといい距離感になってきます。アスリートにとってパフォーマンスに対して誹謗されると極端にモチベーションが下がります。パフォーマンスには客観的な論理的アドバイスが効果的でありこれはコーチング論でも証明されています。指摘や叱るのはスポーツに対する姿勢やしつけ部分です。ここからも言えることは子供のパフォーマンスに一喜一憂し口を挟むのでなく、なぜできたからできなかったかを深掘りしてあげることです。

しかし試合の朝 寝坊したり、忘れ物絶えなかったり、指導者の話を聞かなかったり、練習に身が入らない時などは姿勢の問題ですしっかり子供と向き合い叱ることも必要です。しかしそれが毎週では参ってしまうので程々にしてください。野球好きならばいずれしっかり野球に向き合うようになります。

大切なのは自分がプレーするのでなく息子がプレーすると言う前提を理解することですね。