少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

反復の回数と頻度

野球は多くの技術を必要とします。技術はすぐに習得できるものからなかなか習得が難しくものまで幅広く数多く存在します。

チームでコーチから様々なことを教えてもらいます。しかし短い練習時間だけでは習得も難しくなかなか積み上がりません、親側からの視点の場合なんで上手くならないんだろうと悩むこともしばしばあると思います。要素は3つ、一つ目は難易度によるもの、二つ目は運動能力によるもの、三つ目は反復によるもも

この三つが考えられます。一つ目の難易度は投手のコントロールによる技術内野手ダブルプレーの技術など難易度が高い場合は当然のことながら習得は難しいです。さらにはベースになる複数の技術を組み合わせている場合はそれぞれの技術が習得しないと難しいですね。ダブルプレー仮に6ー4ー3の場合はキャッチする技術持ち替えの技術スローイングの技術などが習得されていることを前提とします。これはかなり難易度高くなります。難易度高いから時間がかかる。二つ目は運動能力によるもの自分の体を思うように動かせる巧緻性が優れている選手は他人の動きと説明を聞くだけで動作をイメージしそもイメージ通りに体を動かせます。しかし全員がそうではありません、その差個人差によります。三つ目これは反復の回数です、人間は反復を繰り返すことにより技術に伴う動きを習得していきます。指導された時から時間が経過するにつれて忘れていきます。忘れ無いように常に反復し復習することで習得されていきます。チームでの練習時間中はある程度の反復練習をするもののその後1週間後の練習まで何もしなければほぼ忘れてしまうのです。

自宅や親は今日どんな練習したの?どんなことを教わったの?と聞くだけで頭の中で教わったことを思い出します。それを自宅で少しでも復習すると一気に習得率が向上します。回数も重要ですが色々なことを学び始める学童期は頻度を求めて復習する習慣づけが重要です。

少しずつ毎日やることで教わったことを次回の練習時までに習得することができ一歩も二歩もライバルにリードすることができます。仮に運動能力に恵まれてなくても頻度と回数を意識して自宅トレーニングする事でその分を埋めることも可能です。