少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

守備におけるアライメント

投球におけるアライメントのことを以前書きました、http://lj705ina253.hatenadiary.com/entry/2017/09/23/234615

同じ投げる動作ですから、もちろん守備のスローイングでも同様のことが言えます。瞬発的にスローイングする内野でも同様です、アライメントの基本は体の方向が送球の方向を向いているかということです。止まった状態から開始する投手の投球と比較して動きの中で作らなければならない動作なのでそれだけ難しいということです。内野手であればボール捕球後肩の位置を送球する方向に向けることです。捕球後動作として重要なのは捕球後のステップを踏む右脚を投げる方向に向け踏み出し土踏まずの位置が送球位置に対し90度の位置に踏み出しその後左肩を送球位置に向けます、この動作により投手の投球と同じような位置付けなります。体の向きが一定なり大きな筋肉の動きがコントロールされると腕や手など末端は同じ動作がしやすくなります。小さな動作を意識するよりも大きな動作をコントロールすることで結果再現性が高まるということです。

しかし動作の中でこれを実行する為には、ステップの踏み方や体の回旋を実行する筋力も必要になります。またバランスを取る巧緻性などの能力を伸ばす必要もあります。

これは内野守備だけでなく捕手の送球や外野の送球でも同じことが言えます。

土台になる足の位置、体の回旋を生む肩の位置ここを固めることで結果送球の安定性が飛躍的に向上します。