少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

育成における時間の観念

学童チームを育成するにあたり学年別で必要な要素は以前下記記しました。

http://lj705ina253.hatenadiary.com/entry/2018/01/14/162529

これに必要な観念として時間を考えなくてはなりません。短期間である程度教えることも可能ですが必要な時間は必要であるということです。

技術を習得するまでの時間、それを自分ごととして認識する時間、それを活用して相手を上回ると考える時間、これは理解、認識、習得、使用というプロセスを踏むからです。

これは学校でも社会でも同じように感じます。であればなおさら社会性を育む意味でもこのプロセスと時間を費やすことの重要性を認識します。

まず野球技術は時間をかければ習得が可能です。人によって時間のかかり方は異なりますが、しかしその技術を試合で使えるものにするには実戦練習が必要です。ゲームを想定した練習に加えて、練習試合の数にある程度比例してきます。技術を試合で使えるようになって初めてチームとしてどう優位に立つかと言うステージに到達します。

強豪と言われるチームに関してはこのあたりのこの辺りにコツがあります。先発投手が試合を作り守備を固く守り自滅しなくなり、その上で精神的に優位に立ち余裕を持ってバッティングに集中できるのです。

小学2年生から取り組みを開始したとすると4年間かけて上記をマスターすることが重要であり時間がかかると言う観念を持ちながら1年1年を無駄にしないように指導しなくてはなりません。