少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

学童期における怪我とその防止

運動を本格的に始める学童期において極力怪我は未来のためにも避けたいところです。しかし野球は覚えなくてはならない技術や戦術が多いためそれを短期間で習得させようとすると自ずと負荷がかかり怪我につながりやすい環境にあります。まずは野球に多い怪我を紹介します。

一番多いのは肩と肘です。肘では 野球肘と言われる腱の炎症や損傷、軟骨の炎症など肩も同様な炎症やリトルリーガーズショルダーと言われる骨の傷害が多いですね。これを防止するには方法は二つ一つは正しい投球フォームを身につけることもう一つは投球数を制限することです。こちらはアメリカのガイドラインです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kiyokotaniguchi/20160719-00060130/

 

 

この様に投球数を制限することが最大効果を発揮します。私の息子も学童期に2度肩を痛めました、短い期間に集中して練習したこと投球フォーム技術習得が不十分だったことがやはり要因でした。今中学生になり投手と野手を兼任していますが、投球練習も無く実戦練習を中心に行う事で投球数も制限され今のところ怪我なく練習に励んでいます。

投球後のケアも重要です。投手はアイシングすれば良いと思っていますがそれだけでは不十分です。疲労は肩甲骨周り上腕筋にもしっかり疲労が溜まっています。基本は風呂で湯槽にしっかり浸かることで血流が促進され湯槽に浸かる事で重力からも解放されます。そしてストレッチ、また知識がある方はスポーツマッサージを施し連戦が続く時や練習が続く時など継続的にケアすることをオススメします。小学生にとお思いでしょうが筋力も筋肉量も少ない時期だからこそ体に負荷がかかりますので習慣化させることをオススメします。