少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

捕球と位置感覚について

捕球方法は人によって教え方も異なります、しかし体の構造から捕球を捉えると考え方も変わってきます。手のひらで捕球し小指を合わせながら両手で包んでいくのが私は良いと考えています。なぜなら手のひらは通称グローブのポケットという位置でこの場所で捕球することが非常に重要なのです。なぜ重要なのか特に内野手は重要です、外野手捕球は体の外側でキャッチするためまたグローブの長さも長いので手のひらでキャッチするのは少し難しいですね。内野手はキャッチ後すぐに投げる動作に移らなくてはなりません、そのために必要なのです。人間には骨格からどの位置にどの部位があるかを認識する能力が備わっています。その為目をつぶっていても手のひら同士を叩くことが可能です。つまり手のひらにあるボールは目をつぶっていても持ち替えが可能と言うことです。これがウェブというグローブの網の部分でキャッチした場合握りかえるためにボールを探す手間がかかります、その分エラーする確率が上がり持ち替えに時間を要します。両手で捕ると言うことはそんな秘密があったのです、どんな風でもボールはキャッチできますし、やりやすい方法は否定しませんが人間の体の仕組みと次の動作を意識した場合はやはり両手で捕ることをオススメします。