少年野球の先にある未来の扉を開けよう

学童野球ではエース、中学硬式ではショート、ボーイズ県選抜の息子と悪戦苦闘した経験を踏まえ体育大学体育会陸上部出身のお父さんが体育理論を基に野球を客観視した情報を綴っています。

技術を1回で教えるのはひとつが原則

自分の息子を見ると小学校の間はたくさん欠点が見えます。なので見えたことを全部言いたくなります。それが試合で負けたとするとなおのこと言いたくなります。

感情に任せ言いたいことを言うことは必ずしもプラスには働きません。

なぜならばたくさんの技術における情報処理する能力はそれほどありません。できて一つです。たくさん言ってできないよりも一つだけ言って習得した方が結局近道なのです。また都度たくさん言うことは子供のモチベーション低下につながります。大好きなお父さんに言われたことはなんとかやって習得したいのが子供の心理ですができないものは出来ないのです。努力すれど上手くいかないしかしお父さんは毎回たくさん課題を出す。いずれ子供が諦めお父さんから言われることに慣れお父さんをどう攻略するかと言う思考が働きます。そうなれば上達も期待できません。

毎度課題はたくさん見えてもグッと我慢して一番影響が大きく習得してメリットの大きい技術を教える様にしましょう。それも簡単に伝え理解することでチャレンジする力が湧いて来ます。一つならなんとかできるんです。以前書きましたが上達が遅い子にはとにかく砕いてわかりやすく伝えます。1年間は52週あります。毎週1個だとしても1年間たてば52個の技術を習得することになります。これは劇的な進化です。運動が不得意な子でも劇的な変化が起きます。この法則を知れば毎週の野球はお父さんも子供も楽しみになります。なぜならば毎週進化できるからです。

いくつもいりません。ひとつでいいんです。丁寧に地道に指導していきましょう。

子供はきっと喜びます。